MYチャレンジ! みやぎ・やまがた女性交流機構

女性交流機構情報

会長ご挨拶

井上弓子

 「みやぎ・やまがた地域を超えてチャレンジする女性の交流会」は平成19年2月に初めて山形で開催され、その後毎年仙台市・山形市で交互に開催されてきました。お陰様で多くの方々のご協力と多くの企業様のご協賛により、平成28年2月、仙台市において第10回目の交流会を実施することができました。
 この「交流会」開催の経緯は、平成18年に当時の宮城・山形地域連携推進会議(現宮城・山形未来創造会議)が計画し実行した「交流会」でしたが、平成21年に「みやぎ・やまがた女性交流機構」が設立され、官民協働から民間の自律的な活動へと移行し、現在では宮城・山形未来創造会議の後援を受け「公益財団法人東北活性化研究センター」と共に開催しております。
 当初の開催目的は「人口減少が加速する中で、両県の活性化を図る為には、女性が社会の多様な分野に参画し、その能力を高め、十分に発揮できる環境づくりが必要である。その為に、両県の意欲ある女性のチャレンジを促し、県や業種を超えた幅広い人脈づくり・ネットワークづくりを促進する為に交流の場を提供する」と謳っています。まさに現在国が率先して取り組んでいる「女性の活躍推進」の一端を担うものであると思います。
 交流機構設立の平成21年に開催された第4回目の交流会開催要項には、「グローバル化の世の中」という一文が入りました。
 しかし、思いもよらぬ平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、宮城県の多くの女性が様々な形で被害を受けました。その年の9月に急遽開催された第6回目の交流会は、「東日本大震災からの復興、私たちができること」というテーマで話し合い、忘れられない交流会となりました。
 第8回目は、「新しい東北」の創造と女性の力、そして10回目は福島の女性の方々にも参加して頂き「ふくしまと共に未来に向けて発信」と題して 開催致しました。
 この10年の歩みと共に社会の変化を見ると、女性の活躍推進については制度改革等格段に進んできてはいますが、まだまだ改善の途上にあると思います。
主役である女性自身が、自ら自分たちの抱える問題を改善していってこそ、本当の進歩になると思います。その為にも県や業種を超えた交流は、様々な思いを共有し問題を共に考える場としてこれからも必要であり、そのような場を提供していきたいと思います。
 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

みやぎ・やまがた女性交流機構
井 上 弓 子

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